およげ!たいやきくん にみる青春の蹉跌
4つ年下の配偶者は、この歌のさわりは知っているけど結末を知らなかった。教えてあげたら愕然としてたので youtube から拾いフルで観せて追い打ちをかけた。やはりこうどこか心に痛く刺さるフックと、日本人の琴線を揺らすマイナースケールがメガヒットの条件か。
この年になると時代背景などに思いを馳せながらついつい穿った聴き方をしてしまう。これは、安保世代の哀歌かもしれない。
過酷な受験戦争に晒され、いやになっちゃったあたりでどうにか大学という自由の海に飛び込む。海は広いぜ心が弾む!珊瑚が桃色だったりしてセクシャルな儀礼も通過し、調子に乗ったあげく小さな釣り針に引っ掛かり、つかの間の闘争と逃走が幕を閉じる。やっぱりぼくはたいやきさ、少し焦げあるたいやきさ。おわり。
こんな解釈どうかしてるか。
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