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2009年5月17日 (日)

ハッカーを追え!

【読書memo】 ハッカーを追え!(B.スターリング/アスキー出版)Dscn9752

一昔話題になった例のアレだ。ブックオフで\105なので暇つぶしに買ってみた。奥付見ると翻訳が出た時点でもう16年も前のものだ。おそらくオレたちがまだMS-DOSでいわゆるパソコン通信やってた頃の出版で、それにしちゃ現代のネット状況を驚くほど的確に予見している。そしてたぶん当時読んでもちんぷんかんぷんだっただろうエッジの立ったテクストが、いまなら俯瞰的な視点からよく理解できるというのが面白いところだ。

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コメント

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「混沌とした通信ネットワークの世界を舞台に、電話会社セキュリティ、シークレットサービス、FBIなどの捜査当局と、通信世界の市民権を主張するデジタルアンダーグラウンドの住人たちのバトルを描いたノンフィクション」
とあるけど、「ノンフィクション」なの?

投稿: sing | 2009年5月18日 (月) 04時01分

そう、著者はサイバーパンクの雄スターリングだけど、本作は渾身のノンフィクション。ネットワークというもののイメージがまだ混沌としていた時期に「ハッカー」という言葉のイメージだけが一人歩きし、当局の過剰反応を引き起こした、というのが土台になる構図。電子ネットワークの出発点をベルの発明におき、AT&Tの歴史からひきおこして丁寧に分析する。そして1991年FBIとシークレットサービスによる「ハッカー一斉取り締まり」でなにがおきたのかについて当事者たちへのインタビューを交えて迫っていく。てなかんじです。

投稿: histamine | 2009年5月18日 (月) 20時56分

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