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2008年4月19日 (土)

火星縦断

ジェフリー・A・ランディス(ハヤカワ文庫SF)Dscn8413_2

08/04/19 読了。
面白い。K.S.ロビンソンの火星ものに較べても、冒険小説の要素が強く出ている(サバイバルを前面に押し出したロードノベルだ)。でもランディスは現職の現場技術者だからリアリティの面でも陳腐にならない。かといってジェントリー・リーのようになんだか無味乾燥(というと言い過ぎだけど)にならずに、登場人物にそれぞれ物語性のあるバックグラウンドを背負わせたりしていて、読み物として充実している。
限定された状況下、ありものの材料で知識と経験をフル活用していくというのはサバイバルものの基本形だが、どうだ技術者ってのはこれだけすごいんだぞ、というランディスの密かな自負がある登場人物に集約されていて微笑ましい。

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