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2005年9月 6日 (火)

(ゲノムが語る23の物語・紀伊国屋書店)

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【メモ】M.リドレーからまた抜粋

…1998年には、またひとつ刻印付きの遺伝子がマウスで発見されている。この遺伝子には雌のマウスの母性的な行動を決定するという驚くべき特性が備わっていた。このMsetという遺伝子を完全な形でもつマウスは、よく子供の世話をする母親になるのに、この遺伝子を満足に機能する形でもっていないと、正常に育ちはするがだめな母親になる。きちんとした巣を作らず、子供が巣から迷い出ても引き戻そうとはせず、子どものからだをきれいにもせず、概して世話をする気がないようなのだ。
(中略)
…つまり、父親に由来するX染色体は雌だけがもつわけだから、雌の特性として求められる行動を生み出すのは、父親譲りの染色体に限られて当然だ。
(中略)
…自閉症、失読症、言語障害といった社会的障害が女子よりも男子に多く見られるという事実を説明できる。男子は母親からしかX染色体を譲り受けない。したがってそのX染色体には母親の刻印が押され、社会的適応性を高める遺伝子のスイッチがオフになっていることがままあるわけだ。

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