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2005年8月22日 (月)

なにはともあれ壮大なホームドラマ・・・


【Cinema Review】エピソード3 その3

 のっけからの宇宙戦闘シーンはイイ!旧作ではスターデストロイヤーが真っ白で帝国の潔癖さがよく出ていたけれど、今作ではまだ『共和国』の船なためか、少しカラーリングとウェザリングされていて、その「汚し」具合もとても実在感あってイイ。

 と考えてみると、もともと1作目(エピ4)から「清潔感(潔癖さと恐怖の象徴?)あふれる帝国軍とやや薄汚れた(生活感と自由の象徴?)反乱軍」という構図はひかれていたのかも。デススター内部の真っ白な通路とXウィングの使い込まれた感じにその辺の対比が。

 それにしても、遠い昔はるかかなたの銀河系で、の話の割に誰も彼も(とくにジェダイの方々)がやたらと「自由と民主主義」を標榜するのはどうなのか。トップガンじゃないんだから。オリエンタリズムへの憧憬はやはり表面的なファッションか。砂漠惑星のアラブ趣味や黒沢トリビュートな殺陣、フォース=「気」とかタオイズムぽい奴らの哲学も、最終的にはあからさまなキリスト教的世界観に流れこむ。パンフでルーカスもはっきり言っちゃってるけどつまりは堕天使の「贖罪」物語なんでしょう。新3部作が楽園追放、そして旧3部作で贖罪、と。まあそれはいいんだ。どうせルーカスに大した人間ドラマを期待して観に行った訳ではないから。スペクタクルがあればよし。その意味で眼の快楽=映像作品としては大満足。

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