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2004年7月30日 (金)

それでむりやり作ると、毎年地球が滅亡しかかるという滑稽な状況になってしまう。

ケラの芝居を観たくてWOWWOWの15日間トライアルに申し込んだ。ついでに宇宙戦艦ヤマトの劇場版特集も録画。どちらかというと最初のやつを観たかったんだけど、いろいろ錯綜して結局完結編だけ観た。完結編観るのは始めて(というか学生時代に友達の家で呑みながら観たのだが、97%位眠ってた)。それにしてもツッコミどころの多さには参った。《そもそも西暦2200年にファーストコンタクトの後、2201年に白色彗星来襲、2202年にアクエリアス接近(完結編)て、急に毎年異星人が来るようになるというのもいかがなものか。→お祓いしてもらった方がいいんじゃないか?》とにかくプロデューサの意図はヤマトを(沖田とともに)水没させたいの一点張り、があからさまでそのためにはどんな無茶な設定も展開もそして説明過剰とダイジェストのようなストーリー展開もかまわない、といったカンジだ。ヤマトが例の宇宙軍艦マーチにのってゴゴゴと発進するところや(やらせたくてしょうがなかった)水没シーンなんかは確かに様式美としてかっこいいんだが、映画としては完全に破綻している。
 そもそも考えてみるに「宇宙戦艦ヤマト」というのは滅びの美学が根底にあるわけで、「滅亡しかかっている地球」を背中にしょって、たった一隻で船出をするという壮絶な悲壮感(それはやはり太平洋戦争終盤どうしようもなく絶望的状況に追い込まれた国民的記憶(も薄れつつあるわけだが)をだぶらせつつ)を背景にもって始めてドラマが成立するので、続編を作ること自体構造的に不可能な物語なんだ。つづく

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